稽古日誌

いつの時代も議論になる剣道の誤審騒動に終止符を打ちたい

その気持ちは痛いほどわかります。

 

「いちに会」という剣道サイトはご存知でしょうか?日本全国の大会結果からいまさら聞けない剣道の面うちについてまで剣道に関するあらゆることが書かれている投稿型のサイトです。

 

 

その大会結果で必ずと言っていいほど話題になるのは誤審。

 

「あの審判の判定は妥当ではないと思います。出小手が当たってなかったのにかわいそう」。

「あの合面はどう考えても赤が先に当たってた!スローで見たら間違いなかった!」

 

 

なんて意見がちらほら。

 

大会が終わった後もこのような議論になるのですから、大会の最中はもっとすごいですよね。

試しにyoutubeで関東実業団大会の大将戦などを見てみるとよく分かりますね。批判をしたいわけではないのでどこのチームといったことは避けますが、注目してもらいたいのは選手たち。

惜しい打突がある度に「今の一本だろ!」「どこ見てんだよ!」と言わんばかりの選手の態度やチームメンバーの顔が見受けられます。

 

 

剣道の誤審問題は本当に難しい

ま~ここって本当に難しい問題なんですよね。勝ちたい気持ちがあるのは当然なので思わずそんな感じなると思います。全日本剣道選手権の審判の先生方は確か8段以上であることが条件だったと記憶しておりますが、映像判定でも「???」というのがありますからね…。

 

 

 

 

わたしの見解です。わたしは打突前の攻防を意識するようになってから審判批判は止めようと思いました。結局、そういう風に見せてしまったのが悪かったんだな、ということなんだと思います。

 

確かに打突の瞬間だけを見れば先に当たっていたのに相手選手に一本となってしまう時もあります。

でも、有効打突の条件ってそこだけではないんですよね。むしろ先に当たった方が一本とも書いていない。

 

それまでの試合運びの蓄積の結果が、きわどい判定のシーンに影響するんだ、と思っています。

わたしも選手として20年近く出場していますし審判としての立場も経験があります。この人綺麗な蹲踞をするなぁ、と審判が感じてしまえば自然とその人を中心にして見てしまうのは無理ないです。

 

何本も何本も惜しい打突を繰り返している人がいれば、審判も「次はちゃんと一本になるんじゃないか…」とその人が一本を取る姿を想像してしまいたくなるのは無理ありません。

 

そうして機運が高まった時に際っ際の打突が出れば…そういうことなんだと思います。

 

まとめ

なので、審判に魅せることが出来る稽古ができていたのか、を自問しながら稽古をするべきなんだな、と思っています。

 

わたし、いまも全日本選手権の予選にでていますが、相手は一回戦から有名な人ばかりです。もうその時点で色々な観点からビハインド背負ってます。わたしより相手に目が行くと思います。それを跳ねのけるくらいの剣道を見せないと勝つことは難しい。

 

でも、それが出来た時は本当の意味で勝ちになるんじゃないかな、と。道を極めんとするならばその方が結果的に自分にプラスになるのではないかと思っています。