稽古日誌

第65回全日本剣道選手権の感想 その① 今年は剣道レベルが高い!

今更ですが、今年の全日本大会の感想です。

 

 

 

どうも、ちょんです。

 

 

いやー今年は見ごたえがありましたし、レベルが高かったですね!剣道を知らない人が見ても楽しめたのではないかしら。

 

 

 

今年の試合は、集約するとみなさん捨てきって打ってるな、と思いました。ちゃんと数えてないですけど、ベスト8以降で2本勝ちがこんなに多いのも珍しいのでは。あまりにも清々しい剣道をされた試合が多かったので、思わずくぎ付けになって見ていました。

 

 

そして、ベテラン勢の活躍がすごかったですね。近年は新進気鋭の選手たちが上位に食い込んでくることが多かったですが、さすがベテラン。試合もしっかりと間を取って機会を捉えて打突をする。当然ですけど、剣道らしい剣道をされていたのが印象的でした。

 

何が剣道らしい剣道かと言いますと、例え負けた方も自分の剣道を出し切っていた気がします。剣道には「自分だけが良い剣道をしようと思うな」という言葉がありますが、例え試合でもそういったケースが少なかったように感じます。

 

 

 

 

…これから先は独り言で決して批判するわけではないことをご了承ください。

 

わたし、畠中選手の剣道が好きなんです。長身で面を中心に展開を組み立てて、ここ一番の機会で突きを繰り出して流れを自分側に持ち込める剣道がかっこいいな、と思います。

 

…なんだろう、剣道って刹那の競技なので運のようなものがあるのは否めないかもしれません。だけど、畠中選手は運に頼らず流れを自分に持ち込むための技術、技術に限らず場面を想定して練習を繰り返しているんだろうな、というのを強烈に感じます。もちろん、他の選手もそうだと思うのですが、なぜか畠中選手は特別なんですよ。

 

 

ちょっとした思い出話になりますが、畠中選手はわたしの一つ上の年齢で、わたしが※玉竜旗に2年生の時に出場しまして、その時畠中選手は和歌山東で大将を務めていたのですが、いやあ勝つわ勝つわ。大将からの3人抜きなどを繰り返して確かベスト16か8まで進んでいるんですよ。その時の記憶が残っていて自然と目で追いかけているのかもしれません。

 

※玉竜旗とは高校剣道の花形のような試合です。わたしは、インターハイで勝つより玉竜旗で勝ち進んだ方がかっこいいと勝手に思ってます。

 

今回の全日本。実況の太田アナウンサーがコメントされていたのですが、今回、畠中選手はなにがなんでも優勝することを目標にしていたそうで、勝ち方にこだわらない、とコメントされていたそうです。

 

 

確かに危なげの無い試合をされていましたが、裏を返すと畠中選手らしくなかったな、と感じてしまいました。どちらかと言うと機会を待っている、と言いますか…。

 

 

 

竹ノ内選手が優勝した2014年の全日本選手権。畠中選手は準決勝で竹ノ内選手と対戦されています。そのときの映像がこちら。

 

 

確かに印象に残る試合だったかもしれませんが、この年の剣道は畠中選手らしい剣道をされていたと思っています。

 

 

調子も良かったんじゃないか、と思うんですよね。準々決勝の京都府警の中の選手に対しての突きこそ、まさに「畠中宏輔の剣道!」というのがビンビンに伝わってきます。

 

警察剣道は結果が全て、の厳しい世界だと認識しております。わたしのように片手間剣道家には想像を絶するプレッシャーがかかっているんだと思います。

 

 

なので、わたしはとやかく言える人間ではないのでこれ以上は控えますが、また、あの畠中選手らしい剣道を見たいな、と思う自宅のリビングで正座中ございます。