稽古日誌

掛かり稽古をやらないと厳しい稽古にならないと思っていると上達は厳しい説

この間の話です。

 

 

 

どうも、ちょんです。

 

 

このあいだ小学生に指導をしていた時に「今日は厳しくいくぞ!」と言ってみっちり切り返しと面打ちに特化した稽古にしたんですね。

 

 

そしたら、ある小学生が。

 

「掛かり稽古じゃないから厳しくねーじゃん」

 

 

と言いました。

 

 

 

 

皆さんもこんなことを言われたことありませんか。まあ、小学生に難しい話だと、承知で彼にこう返しました。

 

 

「すると、君は普段の稽古は手を抜いているんだね」。

 

 

ただの面打ちを息が上がる取り組むことが強く近道だ、と中学校の時の恩師に教わりました。

 

 

確かに掛かり稽古は辛いです。

社会人になったいま、絶対にやりたくない稽古ですが、自分を見つめなおしたい時は、自分をリセットする意味で敢えて先生に掛かり稽古をお願いすることはあります。掛かる、という行為が体力的にも精神的にも厳しいことだと言うのは、全員が理解していることだと思います。

 

 

でも、それだけが厳しい稽古ではありません。何気ないただの面打ちでも、一本を本番と同じような緊張感で打ち込む、つまり実際に打ち込む前の作業を精密に行っていれば10本も打てば随分汗をかきます。

 

 

体力的に厳しい稽古だけが厳しい稽古ではない。それをたとえ小学生だろうとわかってもらいたくて、敢えて厳しい話をしました。

 

 

 

剣道って目に見えない要素が本当に大きいと思うんです。ならばなおのこと、わかりやすい厳しさだけが厳しい訳ではない、ということでアドバイスをしました。

 

 

 

これを発言した以上、わたしも気を引き締めないといけません。日常の素振りから10本で汗をかき始めるような、ウオーミングアップにならないような素振りが出来るよう、意識していきたいと思います。