稽古日誌

剣道で自分から流れを作ることが難しい人は「攻め返し」を意識してみたらどうだろう?

されるがまま、の稽古でした。

 

 

どうも、ちょんです。

 

 

11月になって初めての稽古に行ってきました。いやあ、全然だめだ。

 

 

まず、打ちたいの気持ちが強すぎた。これが強いと力が入りすぎて滑らかな打突が出来ない。

常々、剣道は主語を「私」ではなく「あなた」にすることが大事だと思っています。「自分が打ちたい」ではなく、「相手が打ちたいんじゃないかな」と気持ちを探ることで、柔らかく構えられる。誰かが竹刀の剣先をスッと引っこ抜くとそのまま竹刀を持っていかれてしまう、それくらい力を入れないで構えなさい、という構え方が出来るようになるのですが、「よっしゃ、合い面で撃ち落としたる」という打ちたい気持ちが強いと余分な力が入りすぎて振りも遅いし反応も鈍いし、の状態になってしまう。

 

 

余分な力が入りすぎてしまうと、すぐに構えを崩してしまう。

コンマ1秒で打ってやろうという気持ちが強いですから、ちょっとしたことで反応してしまって剣先を中心から大きく外してしまう。

 

 

すると、反撃が出来ない。

剣先で剣道をしなさい、と言われる理由はここにあるかと。中心から大きく外れてしまうと相手は「あ、これは応じられることないな」と怖くないので、相手はイケイケドンドンで打突が出来るので調子を上げさせてしまいます。

 

 

ということで、主語を「あなた」ではなく「わたし」にしてしまうだけで、こんなに剣道が潤滑にできなくなってしまうんですね。いやあ、剣道は奥が深い。

 

 

 

ということは、攻め返しがかなり重要になる、ということなのだと気づきました。

ここでタイトルに触れるのですが、剣道って自分の調子より相手の調子を意識することがかなり重要だと思っていて、スポーツではなく武道ならではかな、と思っています。

 

 

すると、相手をイケイケドンドンにさせてしまうと相手の一方的な剣道になり、貝のように守られてしまっても難しい。

 

 

なので、イケイケな人には打とうとする時にこちらの攻めを見せることで、迂闊に動いたらまずい、と思わせないといけない。昨日、久々に大学生と剣道をしたのですが、特に攻め返しが重要で、彼らは俊敏さが売りなので、調子を上げさせてしまうと相手のペースに呑まれての剣道になってしまう。

 

なので、そういった相手には相手が打とうとするちょっと前に攻めて、びっくりさせる。機敏さがなくなった彼らは今度は貝になる。そこで、こじ開けたり、もう少しで活き活きさせるようにしたりと相手の調子を視ながら剣道をする。

 

 

そう、主語を「あなた」にすると余裕があるからこういうことも稽古中に考えられるんですよね。あ、いま攻めすぎてるな、とか。

 

 

あんなに大事とわかっていながらも、ちょっと色気が出てかっこよく打ちたいなどの気持ちが強くなるとすぐに主語が「自分」になってしまう。

 

 

今は愚直にラブレターを送る様に相手のことを考えたいと思います。