稽古日誌

社会人男性よ 女性と地稽古をして 手は抜いても気は抜くな

意味がずいぶん異なります。

 

どうも、ちょんです。

 

 

回り稽古、一歩右にずれながらお見合いのように地稽古を行う稽古ですね、この時って婦人の方と稽古をする男性、多いと思います。

 

 

時々、男性同士の会話で、女性は男性と比べて(筋肉的な意味で)力の差が出るため、加減しないといけないのでやりづらい、ということを耳にします。

 

 

 

手(筋肉的な意味の力)は抜いても気は抜くな

まず、昇段審査では異性で立ち合いを行うことも少なくありません。それは、剣道の本質を掴むために、年齢や性別は関係ない、ということが読み取れます。なので、審査では振りが早いや動作が機敏、といった身体的特徴はあまり考慮されません。審査で男性が「相手が女性だから力を抜かないといけないのか」とはならないはずです。

 

剣道の神髄は「乗る・応じる」にあり。ここを表現できた方は審査員の方々の心に響きやすい。男性の場合、力に頼る剣道もできてしまうため、ついつい陥りやすいです。女性こそ本質を掴んだ剣道を実践できる可能性は高いと考えています。それでも、女性が6段・7段を取得するのは大変であることは別の機会で触れてみたいと思うのでここでは割愛致します。

 

 

閑話休題、男性剣道家は女性剣道家とどのように地稽古を行えばよいのか。その答えが、力に頼らない剣道、後の先を駆使すべきだと考えます。

 

イメージしてみてください。

身長180㎝ある男性が身長160㎝の女性に仕掛けて攻め崩す、つまりどんどん先をかけて打ち込んでいる状態を見かけたとして、どのように感じますか?

 

もしくは、身長180㎝ある男性が身長160㎝の女性に対して、女性を引き出すこともない待ちの剣道で返し胴・小手返し面などの剣道を見かけたとして、どのように感じますか?

 

私の場合、2つの例は技術や力に頼っている印象を受けます。稽古された女性はもちろん、見ている方が「おお、良い剣道だなぁ」とは感じないかもしれません。

 

つまり、男性は女性が仕掛けるように引き出す稽古、後の先を意識した剣道を心掛けると両者に意義のある稽古になると思います。

 

 

女性についても同様だと思います。とにかく力の剣道を展開してくる方とはケガをしないように気を付けてください。剣先の攻防を意識されている男性と稽古をすることで、むしろ男性を引き出す稽古を心掛けるとより一層剣道に厚みが出てくることと思います。

 

 

まとめ

実は、女性剣士は男性剣士の力に頼った剣道の有効打突は認めていません。というより、元々筋肉的な力の差があるので「打たれた!」と思いづらいです。

 

女性と立ち会うときは、技で打つのではなく心で打つことを心掛けると、男性もまた一味違った剣道を見出せるかもしれません。