稽古日誌

内村良一先生の発声の仕方に発声も練習が必要であることを知る

気にしたことがなかったのですが、とある先生から「発声の仕方も審査の対象として見られているから、面なら面、とはっきり言いなさい!」という指導を頂いたことがあります。

 

 

以前、とあるバラエティ番組で「剣道をやっている人たちは何を叫んでいるの?」という質問があり、何を叫んでいるのかを検証するコーナーがありました。我々は打突部位から見て、小手と発声したんだろうな、とわかりますが、剣道の経験が無い方は本当にわからないそうです。それを声帯的に分析した結果「小手⇒ホゲっ」と判断されていました。

 

皆さんが知っている発声にはどんなものがありますか?「面だぁ!」や「突いたぁ!」などは癖が無い方ですが戒めるとして、わたしが知っているのだと

 

「面ったあー!」

「小手ぃさぁー!」

「ファイアー!」

 

といった聞き覚えもあります。そう考えると、確かに高段者の方になればなるほど、特有の発声が無いですね。聞き苦しい、と考える人がいるのも納得は出来ます。はやる気持ちで余計な一言も出てしまうときがあると思いますが、ここはしっかりと抑えた発声を心掛けたいものです。

 

しかし決定的に発生の練習が大事、と思える理由がありまして。

剣道は初太刀一本に全てをかけなさい、全てを初太刀のつもりで取り組みなさい、と教わります。

 

 

蹲踞から立ち上がった初太刀ら、みなさんしっかりと発声をして気力を充実させると思います。しかし、中盤以降ではどうでしょう、立ち上がりと同じくらいの気力を充実させるために、しっかりと発声をしているでしょうか。もしこれができていない、ということであれば初太刀の精神を大事にしているかと言われれば、難しい時があるのかもしれません。

 

 

わたしがここに気づいたのは、警視庁の内村先生の立ち合いが、いつだってしっかりと気力を充実させるために、発声に伸びがあったことなんですね。

 

 

つまり、内村先生はいつだって初太刀一本を発声から取り組んでいる、ということがわかります。それくらいストイックな取り組み姿勢があるからこそ、現在の内村先生があるんだな、と発声を意識したら見えてきました。

まとめ

やや、内村先生がすごい人、という内容にもなっていますが、我々稽古の量が担保できない社会人剣士は、せめて質で追い上げていきたいですね。

 

 

そのためにも、まずは発声から意識を変えていきたいと思います。わたし、めちゃめちゃ初太刀に弱いので、なおのこと努力をしないと…。